



















小学生の学習風景

この春の講習会では、
1・2年生は、2~3年生の漢字の読みを全て制覇!
を必須として、『かるた』を使った学習をしました。
かるたでの学習はみんな大好き。
少し疲れたら、『坊主めくり』でリフレッシュ。
そして、五色百人一首も。
算数は、図形を折り紙を使っての学習。
角柱、正三角形、正方形を作るところから、
正四面体、立方体を作ることも。

1回~5回と折ってからの切り取った形を考えること。
それから、線対称の学習。
短い期間に一日からの参加でしたが、
5~6人までの少人数での学習は
私としては全員の苦手もきちんと把握でき、
子どもとしては、達成感のあるものになったのでした。
幼児や小学生で、特に男の子に多いのですけど、
折り紙苦手と自分で思い込んでいる子、
そして、折り紙を二つに折る、折り線をピシッとつける、が
身についていない子は、徹底指導をしました。
不器用なんかじゃない。
できるし、きちんとできる喜びも味わってもらえました。
そして、そんなに上手でなくても、
好きと思って、たくさん手しごとをこなすことも大事。
そんなことも感じてもらえました。
高学年は、学年の学習の残りは徹底しました。
特に6年生は、中学の1学期分の数学までは、
きっちり習得してもらいました。
みんなの新学期が楽しみです。
2年生のクラスの一部だけ、写真撮れましたので、載せておきます。
とても落ち着いた良いスタートでした。
10日月曜日から、新学期のクラスが始まる方もいますね。
頑張りましょう。

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この春休みのテーマは『漢字』と『図形』

日程 3月27日~31日(5日間)
時間 16:00~17:20(80分間)
受講料 7,500円
内容
『漢字』
学年のまとめとして「漢字検定」の過去問題を使って実力試しをします。
答案は、翌日に添削指導をつけて返却。
弱点補強と漢字検定ならではの深みのある学習をします。
進級前に弱点補強をぜひ行いましょう。
また、講習会中の毎回のテストの伸び率が優秀な方は、
6月18日(日) どんぐりひろば会場で実施の漢字検定に
奨学生としてご招待をいたします。(受験料免除ということ。
詳しい基準については、お申し込みの際にご確認ください。)
『図形』
おりがみや工作用紙を使っての制作。
制作したものを使って考える学習。
異学年同室ですが、学年差、個人差に応じた
課題を用意していますのでご心配なく。
はさみ、のり、じょうぎを持参してください。
興味はあるけれど・・・、
もっと上の級の漢字、下の級の漢字がいいな、とか、
5回とも出るのは難しいな、とかいう方はご相談ください。
受講しやすい形をご提案いたします。
ご予約・お問い合わせはこちらからできます(タップしてね)
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一年生の図形遊び
立方体を自分で作る

どんぐりひろばの1年生は、今、
算数では長さの学習をしています。
まずは、ものさし、じょうぎのことを学習。
ものさしは、物の長さを測る道具。なので、目盛りは端っこからついていますね。
じょうぎは、主に測った線を引くためのものなので、
えんぴつが当てやすいように端っこには目盛り以外の余白がありますね。
どんぐりひろばでは、幼児のうちにいろんな道具にも慣れましょうということをやっているので、
子ども達は、線を引くのはかなり上手。
いろんな線の長さを測ったりということも、
幼児の遊びの中で、「1(㎝のところ)から5(㎝のところ)まで、線引く~」というようなことを
やってきているので、プリント上の線を測るのも簡単。
・・・でも、1年生になってからの入室でじょうぎの扱いに慣れてない子は、
なんだかフニャフニャの線・・・。←練習が必要。
ハサミもフニャフニャ…ではないのに、線の通りに切るのが難しい
・・・。園で、利き手に合うハサミの指導がなされてこなかった証拠。
↑
ぜひ、ぜひ、幼児のうちにできることは幼児のうちに身に付けたいものです。
でも、ご縁あって入会している子は、一人も残念なことにはいたしません。
幼児期になんなくできたこと、大きくなるとやや大変なこともありますが、
一人ひとり、きっちり指導しますからご安心を。
学齢期になって、学習が進むとき、
このようなことで子どもは遅れや劣等感を感じます。
大人が思う以上に、うまくできない自分を恥じ、
みんなよりダメなんだと思ってしまいます。
先生からの評価もよくないと、
とたんに『自分はできない』と暗示にかかってしまいます。
でも、線の引き方、例えば、じょうぎの上で引くか下で引くかわからない子、
じょうぎの厚みや、はさみの刃の厚みが扱い方次第では
大きな狂いをもたらすこと、
知らなければ、直されなければ、
その子はずっとできないままです。
そんなちょっとしたこと、結構見逃されていたりします。
左利き(のことは、私自身が経験者なので、イヤというほどいろいろあります)の
子の、不便だけど大人には言わない悩み、などきちんと向き合ってほしいのです。
みんな、『不器用』なんかじゃない。
でも、指導しないとコツがわからない。
経験してから練習する十分な時間や環境も要る・・・。
どんぐりひろばでは今回、ひととおり、じょうぎで測る、引く、を行った後、
(それだけではつまらないので)
サイコロを作ろう!(工作は、子ども達大好きです。)ということに。
サイコロの面はいくつあるか?
実際に見てみて、6つ、と判明。
真四角が6個と理解。
1辺が5㎝の真四角を・・・
このとき、真四角を正方形と呼ぶことも伝えました。
サイコロ制作、1回目は、私が十字型(上の写真の右下の形)の展開図を教えて、
その通りに切らせました。
折り目になるところには、はさみを開いた状態で片刃をじょうぎに当て、
スーッと筋を付けさせました。
こんな使い方もあるんだよ。へえー!の世界。
そのように筋をつけておくと、折り曲げがきれいにできるの。
図工の時にも使える技だね~なんて話しながら。
のりしろは作らずに、マスキングテープで組み立て。
それだけでも、楽しい様子。
さあ、今度は、6つの面を切り離してね、と指示。
そして、さっきの十字型以外の展開図でサイコロができるように
考えてもらいました。
便利なマスキングテープのおかげで
ああでもないこうでもない、と、
何度もやり直して、友達とは違う並べ方が結構できましたよ。(上の写真)
最後に、色を塗ったり、絵を描いたり、
本当のサイコロのように、数の目を描いたり。
・・・そのときに、向かい合う目の数の和が7になる!と言い出した子がいて、
みんな興味深くサイコロの目を入れ出しました。
友達同士で、ここは4とか、教え合い、確かめ合っていました。
そして、できあがりがこちら。

立体になると難しく感じた子もいましたね。
さて、下の写真は4年生のドラゼミ2月号。
いろいろな経験・・・今回は立方体を作ることでしたが、
こんな経験のあるなしは、その後に影響してきます。
人は、経験したことから物事を判断するのは容易です。
経験したことないことをイメージするのは難しい。
子どもならなおさらです。
今回、サイコロ作った1年生は
4年生になってこのような問題見てもなんてことはないでしょう。
いえ、1年生の今でもわかると思われます。

できるとおもしろいですからね。
勉強って楽しい~!
と子どもに思わせるよう、
大人の知恵で導くことは可能ですね。
でも、もしピンと来なかったらどうする?って?
『ああ、この子は今、〇○はよく理解してないのね。』
と大人が理解すること、これが大事です。
そして、生活の中で、苦手だったことに
関連したことを少しずつ取り組ませる。
そういう工夫を大人がすること。
できなかったところの直しを子どもにさせることは
大事ですが、少し先のことをやっているときは、
無理に今、正解にたどり着かなくても差し支えないことは多いです。
子どもにとっては、その過程で感じたことや考えたことってとても大事。
子どもの苦手を今後、どのように強化していくか、
大人が考えることがとても大切です。
大人のあり方が大事!です。
ちなみに昨日、算数検定実施日でした。
幼児~4年生までが受検しました。
どの子も学年より、1~3つ上の学年相当の級を受けました。
算数検定は次回は6月24日(土)が実施日です。
教室生徒でなくても受けることができます。
次回はあなたもいかがですか??
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●単科コース 「かるた」

本日〈総合コース〉の授業で使ったかるたは、『日本全国名物カルタ』。
小学生には、大変人気のかるたです。
これは、数年前のドラゼミの学習教材。

子ども達とかるたをしていると、いろいろなアイディアがどんどん湧いてきて、
やり方もいろいろ。
かるた道場と言われたどんぐりひろばならではの楽しみ方もあります。
・・・これは、主に小学生に人気のかるたですが、
どんぐりひろばでは、かるた遊びは1才から楽しめます。
それには、普通のやり方だけではダメなんです。
子どもの年齢、発達や興味に応じたやり方。
教室のお母さんには見て学んでいただいています。
だから、子ども達もかるたで自然に遊びながら、
多くの知識と意欲と集中力を養っています。
悔しい想いとか、我慢とか、ゆずる優しさなども
ずいぶん育っています。
これは、おうちではなかなかできないことですね。・・・
前置きが長くなりましたが、
このドラゼミの社会科のかるた、
ダジャレも効いているし、
憶えやすいし、
楽しいんですよ。
学校の机上で全国都道府県を習い、
無理やり憶えなくてはならなくなって
暗記だけするのと違い、
気が付いたら憶えているというラッキーさ。
県の位置や形や面積、人口までもわかります。
かるたをやっているうちに、
全国の〇〇について調べた~い、
なんて気持ちが湧き起こったら、
やってみるといいし、
実際に、地図に馴染んだ親子が発展的に
研究した事例もいくつかあります。
私自身の記憶でいうと、
各地への旅行や知識もないまま、中学の地理で
いきなりいろいろ憶えないといけないのが、
何の興味もなかったので、面白くなかった、苦痛だった思い出があります。
興味が持てていたら、もっと早くにいろいろなことに
気が付く眼が養われて楽しかったのに・な・・と残念な思いです。
なかなか奥深い、ドラゼミのこのかるたです。
せっかくなので、今年度は、
〈単科コース〉の「かるた」講座でも実践をしていきます。
単科コースは、どれも都度申し込みの1回1,000円です。
どうぞ、ご希望の方はご連絡ください。
今後の日程の中に取り入れていきたいと思います。
そして、秋くらいには「かるた大会」をしてみたいなあ、と
思っています。
もちろん、受講会員ではなく、『かるた大会』に参加してみたい、
一般のお子さんも歓迎します。
とりあえず、このドラゼミのかるたでお友達と遊んでみたいな、
その他かるたについてのお問い合わせは、
→こちらへどうぞ



ドラゼミといえば、どんぐりひろばの幼児のドラゼミ会員は
割引価格で受講できます。
まだまだ間に合いますよ。
お問い合わせくださいね。
→こちらへどうぞ



遊びや学びの参考になれば幸いです。
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見えなかった補助線が見えてくる
先日、小学生のクラスで学習の後に最近取り組んでいる、
図形パズルゲームのことをお話しました。
今週も引き続き行いましたよ。



やってみると、保護者の皆さんでも、
んん?
こんなのカンターン!のはずが
やや焦るということもしばしば。
やっとのことでできた!という『燭台』。
お手本となんか違う!

というので、ああだこうだ、と考える子ども達。
「もう、無理~。」と諦めかけた途端、
できちゃったりすることも。

おもしろいことに何度かやっていると、
シルエットだけの手本図形に
補助線が見えてくるという。
そういうわけで、新しいお題にもかかわらず、
正解まで要する時間が短くなってきています。
とにかく、楽しいわけですよ。
遊んでいるだけに見えるかもしれませんけどね。
算数の力がつくんでしょ、って。それもYESですけど、
それ以上に、取り組む姿勢・意欲といった、
学習するうえで何よりも大事で効果のある芯の部分を養えます。
勉強することそのものをおもしろがれるって、
ワクワクするじゃないですか。
勉強おもしろいと思える子になってほしいと
いつも思っています。
幼児期からの学習の進め方次第では簡単に勉強嫌いになります。
それは、とても残念なことですね。
大人が、子どものやる気スイッチをオフにしないように。


上の『幼児教育』バナーをポチッといただけるとランキングが上がり、
とても励みになります。応援よろしくお願いいたします。
習ってない漢字がどんどん出てくる読書。
どんぐりひろばの幼児クラスでは『スローリーディング』を続けています。
(カテゴリ:スローリーディングをご覧ください。)
ところが、小学生についてはあまりふれていませんでしたね。
というわけで、1・2年生で購読の本のご紹介です。
『ぐりとぐら』などでお馴染みの『福音館書店』さんの『たくさんのふしぎ』を
毎月購読しています。
ものごとの『不思議だな』を入り口に、自分で考える力を育むものとして、
大変興味深い内容です。
大人の私も知らないことばかりで思わず引き込まれてしまいます。


絵本ではありますが、40ページほどのもので、学年で習っていない漢字がたくさん出てきます。教科書レベルで言うと、3,4年生の内容です。
ただ、ぐんぐん引き込まれていく内容であることと、
漢字にはルビがふってあることで、子ども達はどんどん読むことができます。
たとえルビがなかったとしても、
学年以上の漢字を子ども達はいくらでも読めるのです。
子ども自身がそのことに気づく機会を設けるようにしています。
ただ、内容レベルが高いので、ルビにお手伝いしてもらってもいいのかな、とは思います。欲をいえば、物語の中で既出の漢字には2回目以降はルビなしだといいのにな、というところです。
文章の中だとさらに読み方は、わかりやすいです。読めるけど書けない、とは、よく嘆くときに言われますが、まずはどんどん読める、それでいいと思います。
『この漢字まだ習っていない』・・・とは、子ども達が口にしがちな言葉ですが、このごろは教室ではめっきり聞かれなくなりました。
教室では、『学校で習ってなくても絶対満点を取らなければならないテスト』をしています。問題は予め公開済みですので、どのくらいどうすればどこに到達するかを自分で想定する訓練でもあります。
今年度は漢字のハードルをぐっと引き上げましたが、子ども達は(決して漢字得意ではなかった子達が)しっかりついてきています。
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