五感あそび
2017年 04月 08日
足裏センサー全開にして!
春。
桜が満開になりましたね。
でも、桜だけではないんです。
春の野は、いろんな命の声が聞こえてきます。
昨日まで、枯れ枝にしか見えなかったところに、新緑・・・。
これは、アジサイ。
先週までは枯れ枝状態でしたよ。
ま、小さな芽はついていたんですけどね。
「でも、枯れ枝にしか見えない色なのに、
どうして葉がつくの?」
と、聞いてきた子。いいですねえ。
このどんぐりは、ほぼ、一年の間、ここに落ちています。
そして、次の冬頃に、少し朽ちる・・・とわかりました。
いつも見ているからわかること・・・。
小さな花弁だけを取って、テグス糸に通して、ブレスレット作ったり・・・。
同じ所に、ピーピー豆ことカラスノエンドウ。
まだ、豆はついてないけどね。
早く鳴らしたいね。
鳴らしたいといえば、これから散り落ちてくる桜の花びらを受け止めたら、
そっと口に当ててみて。
薄いけれど、両手の指でそっと持って、
その間を吹く。
ツツジやツバキや、今ならスズメノテッポウも笛になる。
草笛、子ども達は大好き!!
水色っぽいのもあるね。
葉をこすると、ニラのにおいするよ。
こすらなくても、群生しているところは、
ニラのにおい、ぷんぷんするよ。
スギナとつながっているって、知らない人もこのごろはいるのね。
昔(40年前くらいまで)は、みんな食べましたよね?
こんないろんな表情にあふれています。
お散歩の時にちょっと思いだしてもらえると、うれしいなあ~。
いやいや、このごろは、こういう自然少なくなって・・・
と、私も思ってたのです。
でも、それは、間違いでした。
その気になって、そういう眼で眺めると、
いろんなものが見えてきます。
皆さんの身近かなところにも、きっとありますよ。
そして、そんな私のここ数日のお散歩は、
足の裏のセンサーを全開!!!
なぜか。
それは、足の裏で、タケノコを見つけるのを楽しんでいるからです。
大人が、こういうことをちょこっと楽しんでいると、
子どもも、そんな『眼』で眺めるようになります。
自然の摂理、自然の道理、
私達が生きづらさを感じるときに、
力を貸してくれるものでもあります。
例えば、この写真、さきほどのオオイヌノフグリとカラスノエンドウですが、
ひと月ほどすると・・・
(この写真は昨年の5月1日)
色だけで言うと、グリーンぽいといったところですが、
日々を過ごしながら、植物同士もそこに居たり、
次のメンバーに時期が来たら、誰に言われるわけでもなく、ちゃんと譲ったり・・・ってね。
それから、
この丸い花、ハルジオンですが。
4月後半から、夏まで、ずっと見かける・・・ように見えます。
が、実は、6月前頃から、とっても良く似たヒメジョオンと、
いつの間にか、チェンジして、ハルジョオンはその姿を消します。
どこが似ていて、どこが違うか。
興味ある方は、今年、調べてみるととってもおもしろいですよ。
そして、はっきり言います。
幼児向けのワーク教材をしている人は多いと思いますが、
(どんぐりひろばでもぷちドラゼミご案内してますけど)
ワークの何倍もの力のつく観察です。
(教室生徒のお母さんには、その理由もご説明しています。)
さあ、いい季節です。
どうぞ、お子さんと外に出てみてくださいね。
今年は、わたくし、
市内の小学校の自然教育の場にも出張します。
そんなところでもお会いできるかも!
楽しみ(*^_^*)
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