横浜市・希望ヶ丘☆どんぐりひろばは子育ての不安を前向きな意欲に変えるお母さんと子ども(0~6才)の教室です。幼児期にこそ『見えない学力』を豊かに育てましょう。☆お問い合わせは下記HPのメールで。


by どんぐり先生
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保育の質の向上




27年度から始まる

子ども・子育て支援の新制度

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今年8月に成立した子ども・子育て関連3法、ご存知ですか?

① 子ども・子育て支援法
② 認定こども園法の一部を改正する法律
③ 関係法律の整備等に関する法律

この3つの法律を総称して、
『子ども・子育て関連3法』と呼びます。

財源には、来年秋に8→10%に引き上げられる消費税も
当て込んであったのに、そちらは、延期となりましたね。
この春から来秋までの5→10%に伴う増収分のうちの
7000億円とそれ以外の財源も含め、
1兆円超の財源確保のはずでしたが。
この見込み発進は一体、どうなってしまうのでしょうか。

どんぐりひろば自体は、預かり保育業ではないので、
直接的な影響は全くありません。

でも、新制度が子どもにとって健やかな育ちを支えるものでないと
何の意味もありませんので、いろいろ考えてしまいますね。

すてきな名前の制度ですが、
子育て中の皆様には今一度、中身を確認なさることをお勧めします。

かねてより、保育士の賃金の安さは問題となっていました。
国の宝である子どもの育成をする業務ですから、
大学教員の3倍の給料で然るべき、という教育評論家もいます。
いくらが適正かは、ここでは述べませんが、
離職者が多いのは、賃金のせいであるところは否めないと思います。

ところが、ますます保育者が求められる状態になってきました。

すると、あろうことか、
『育児経験のある女性を保育士の補助要員』にする動きがあるのです。

前回の記事で、『保育士試験』のことを書きましたが、
この試験、受験者はもちろん一生懸命勉強はしているはずですけど、
国家資格の割には、実は易しく取れてしまうのです。

合格得点は各科目6割。
実技科目は3科目中の2科目。
試験も、それでいいのか?

資格取得のための学校も学校教員養成のものよりも
易しく入れるところが多いです。
子どもの発達は、連続していますし、
幼児期は、人としての大事な土台になるときです。
このギャップは、なんでしょう。

そして、なぜ有資格者ではなく、無資格の補助員が必要なのでしょう?
潜在している有資格者が世の中にはあふれているというのに。

育児経験ある女性ならば、子守は経験上、慣れているからでしょうか?

では、保育の仕事は好きでも、
子どもを持たなかった女性は排除されるということでしょうか?

いずれにしても、どちらも無資格者です。

そのような人を補助に、というのは、
より安い雇用のためではないのでしょうか?

それで、保育の質が高められるという理由がわかりません。

さて、上記の財源ですが、
箱もの(保育施設)は先に準備され、
利用者もすぐに決まるのでしょう。

そのときに、抑えられるのは、
やはり、人件費なのではないかな、と危惧します。

優秀な女性がどんどん世の中に出ていくのに比例して、
保育の質は向上しなければいけません。

本当にそれが実現するのかが見定められなければ、
大事な宝物の子どもを安心しては預けられませんし、
女性が働くことの意味がありません。

ここの人件費を削るのは、長い目で見れば国益に反することです。


来週は選挙です。
投票率が低いことを期待して企んでいる人が大勢います。
こんなときこそ、きちんと投票に行きたいと思います。



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by dongurihiroba | 2014-12-07 15:51 | 社会