~ 音の色が見える!? 色聴-2 ~
2013年 01月 24日
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1才~幼稚園や保育園に入園前の子ども達のクラス、『入園前児のひろば』は、
お弁当持参で、最もたっぷり楽しめるクラスです。
入園前に通室の場合と入園後に通室の場合では、
明らかに、小学生になってからの学習態度、成績に違いがでます。
体験教室においでくださいね。
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母子分離しないことの意味
幼児教室には、お母さんには退室していただき、
お子さんだけが授業を受ける形態のところも多いです。
そんな中、どんぐりひろばでは、あえて母子分離をいたしません。
いつもお話していますように、幼児教育の中で大切なコトの半分以上は
子どもの活動よりも大人の学びだと考えるからです。
先週と今週は、『音感遊び』をしている未就園児のひろばです。
先週に引き続き、音を聞き分ける遊びをしています。
でも、
「さあ、これは、なんでしょう?」
と指示を多くして、やらされている感じばかりを与えると、つまらないものです。
答えを求めるために、大人からの指示だけを次々にして厳しくすれば、
それなりの緊張した空気でもって子どもを制御することはできますが、
ここでは、子どもが委縮することでテキパキできることを求めてはいません。
ただ、それまでに培ったはずのルール、
例えば、『食事中には立たないという約束が出来上がっているクラスなのに立ち上がる』
ことがあったりしたら、容赦なく厳しい対応をいたします。
具体的には、見ていただけると一番よいのですが、
大人達はわが子でなくても一様に注意を促します。
よく、他人の子の行儀悪いのは「あらあら・・・。」
なんて言いながら微笑みかけたりということもありがちですが、
お母さん方にも協力いただいて、ダメなことはダメ、を徹底します。
さて、音感遊びの話にもどりますが、
気になる楽器をそれぞれが『触りたい・鳴らしたい』気持ちも充足してもらいます。
お友達の番のときは、少々待つこともありますが、
んな『待つ』ということもかなりできています。
こちらが意図する課題に入るのに時間がかかりますが、
子どもの気持ちを私も待ちます。
昨日は、『うたかるた』のうたを『ドだけ』、または『ソだけ』を子どもが鳴らし、
それに合わせてみんなが歌う、ということをしました。
そういう課題にも拘わらず、ちょいと調子に乗って、
わざとたくさんの音をいっぺんに鳴らしたSくんでしたが、
次の日に、おうちで遊んでいたときのこと。
…お母さんから、メールをいただいたのでご紹介しましょう。
『ソだけ』を鳴らしながら、『はとぽっぽ』を歌ったSくんだそうです。
その手には、かるたを持っていて、まるで、どんぐりひろばごっこ。
えっと、…私の真似ですか!?
教室での反応は、みんな少しずつ違うのですが、
おうちでは、ちゃんとその学びは子どもの遊びにも反映されます。
お母さんはお母さんで、教室時間内のことをご家庭の中で
それぞれにアレンジしてどこかで活かしておられます。
その報告をいただいたとき、
私自身も思いもしなかった展開にいたることもあり、
大変興味深いですし、お母さん方の工夫にも感心いたします。
これは、母子分離をしている教室ではなかなか味わえないことだな、と思います。
口頭で、その日の様子だけをお伝えするのでは限界がありますが、
指導者と保護者とで一人ひとりの学習やその課題を共有していますので、
今、この子はこういう段階だな、とか、
これができるんだったら、もしかしたらこれもできる状態かも、とか、
タイミングよくフォローができます。
Sくんの場合、
…このように誰だかわかる、
通う生徒を特定して具体的に例に挙げるというのを、
私は、通常はいたしません。
そうした方が、教室の様子というのは、
わかりやすくご覧の皆さんにも伝わるのはわかっていますが、
良くも悪くも、個人のことをあけすけに例に挙げる先生というのは、
『この先生は、どこかで、軽はずみに子ども達のことを何らかの例に挙げて話す人なのかな?』
と私なら思うのですが、
それは、あまり気持ちのよいものと感じないからです。
ですが、今回は、お母様がおうちでの様子をわざわざ教えてくださいました。
また、それについて掲載の了承もいただきましたので、例外的に記事にさせていただきます。
ご協力に感謝いたします。
Sくんの場合、お母さんが教室での学びをよく消化しておられると思います。
活動の理解→家庭で課題の確認・応用というのを上手に行っている例です。
もちろん、今回のように記事にはしなくても、
個々に様子をご報告いただいている皆さんも多いですよ。
もし、余裕なくて、教室に通うだけでいっぱいいっぱいの方がご覧でしたら、
少しでも参考になればよろしいかと思います。
もし、教室時間中によそのお母さんと少しおしゃべりしずぎかしら?
子どもがこの日やっていたことをそういえばよく覚えてなかったわ、
という方がいらしたら(?)、
これもまた、少しでも参考にしてみてくださいね。
Sくんの持っているキーボードは、
今回私が選ばなかった「プリセットミュージック」付きのタイプですね。
お母さんも言っておられました。
「音楽が鳴るボタンをポチポチ押して、鳴るのを楽しむことが多かった」と。
もちろん、それもこのタイプの楽しみですよね。
今回、Sくんは、自分で『音の位置』を理解できました。
プリセットミュージックに頼らない楽しみ方を一つ、覚えましたよ。
『色』が違うと、『音』もちがうこと、Sくんわかってきていますよ。
昨日の教室では、いろんな音をいっぺんに鳴らしたSくんだと言いましたが、
『ド』について、低い『ド』と高い『ド』を同時に鳴らす場面もありましたからね。
本人は口で、なんだ、とは言いませんが、
おうちのキーボードに色シールが貼ってある話を伺ってましたから、
Sくんの二つの『ド』が同時に出たのはでたらめではないと、
私は、音を聞いてすぐにわかりました。
お母さんもお気づきのように、Sくんは、3才の今、できることがいくつも増えてきました。
このSくんの話の続きは次回。
それから、子どものキーボードについて、『正しい音程』を強調しておりますが、
『キーが微妙に違う』キーボードをお持ちの方もあるようですよね。
もったいないようですが、そのことにお母さんがお気づきでしたら、
…どうぞ 正しいものに変えてあげてくださいね、お願いします。
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