絵を見たとたん、引き出される記憶
2012年 03月 09日
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かるたの力
1月に行われた『瀬谷かるた大会』に、出場した1年生の子ども達。
昨日の学習の終わりがけにやった「今日のかるた」は、
40日ぶりの『瀬谷かるた』。
この日は
『絵を見て読み札の内容を唱えられたらゲット』というのにしました。
この地域の歴史かるたであり、古い史実や似通った寺社名や
子どもにとっては、古めかしくて意味の分からない言葉が多い。
そんなかるたの文言は、大人でもすぐには覚えられません。
しかし、
『かるたを読まれたら探して取る』
→『かるたの配置を覚えておいてから取る』
→『絵の特徴を覚える』
→『読み札の内容を覚える』
→『読み札の初めの句が聞こえてきたらすぐに絵を連想できる』
と、段階を追って習熟してきた子ども達です。
40日経ってみて、どうかな…と思ったのですが、
なんと、みんなスラスラと出てくる出てくる!
私も子どもの記憶の力には感心しましたが、
一番驚いていたのは、実は子ども達自身でした。
初めは、絵を見て唱えるという、あまりやったことないやり方に、
自信なさげで、ちょっと尻込みしているように見えたのですが、
記憶の糸が絵を手掛かりに、スルスルッっと手繰り寄せられることに、
自分たちが最も驚いていました。
そのような力がある「自分」を体験することってあまりないのでしょう。
でも、特別なことではなくて、ちょっと鍛えればそのようになる、
それは子ども達が元から持っている力。
ただ、通常の生活の中で、あえて鍛えられることが少ないのだと思います。
この『瀬谷かるた』やどんぐりひろばでやっているその他のかるたそのものが、
直接的に役に立つことは必ずしも多くはありません。
でも、潜在的な力を呼び起こし、様々な能力を高めるには
とても効果的なのには間違いありません。
そのような場面にしばしば出会います。
この子達にしても、小学生になって、いきなりかるたを始めたわけではありません。
小さなころから、ほんの少しずつ積み上げてきたことが、
何かをしようとしたときに、さほどの負担も感じず、やってのけてしまうには
十分な力となっています。
まるで、ドラえもんの便利な道具がたくさんあるような感じです。
子ども達は、達成感や自分自身への肯定感が高まったようでした。
今後も楽しみです。
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もちろん静かに座っていられるお子さんは同席もできます。
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子ども用箸は、持っている方は、お持ちください。
新しく買ってお持ちにはなりませんように。
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