横浜市・希望ヶ丘☆どんぐりひろばは子育ての不安を前向きな意欲に変えるお母さんと子ども(0~6才)の教室です。幼児期にこそ『見えない学力』を豊かに育てましょう。☆お問い合わせは下記HPのメールで。


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正しいのはどれ?

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「えんぴつ」
正しい持ち方はどれでしょう?



私は学校の先生ではないので、
鉛筆を持った子ども達を一度に大勢見るのは
どんぐりひろばが会場となっている『漢字検定』の時くらいです。

それでもまあ、感心するくらいいろんな持ち方があるのですね~。

下の写真で、正しく持っているのはどれかわかりますか?
(この写真と漢字検定とは関係ありません。)
正しいのはどれ?_b0177103_16291077.jpg


奇妙な持ち方がいっぱいあるでしょう?
でも、学校で注意を受ける子はほとんどいません。

なぜなら、先生方でも、正しい指導のできる人がほとんどいないのが
現状だからです。

入学前に勉強を進めていない子でも
とりあえず、えんぴつは持つでしょ?

勉強をたくさんしている子で、正しい持ち方でない子は
しっかり悪い癖がついてしまっています。
今は勉強できる子でも悪い持ち方は体によくないので
長続きしないかもしれませんよ。

勉強して、体悪くしては元も子もないですしね。

幼児でも小学生でも初めに正しい「型」を身につけてさえいればなんでもないことを
一旦悪い癖がついてしまったら、
自然に正しくなることは絶対にあり得ません。
(発達段階における赤ちゃん握りは、別です。)

どんぐりひろばでは、何度もお話ししているように
幼児期からの正しいえんぴつの持ち方の指導に力を入れています。
もちろんおはしも正しく持って食事をします。

ただし、無理があってはいけないと思うのですね。
人より早いことをねらているのではありませんし
無理強いして意欲の無い子になっても仕方ないですからね。

発達段階や子どもの性格に合った指導が大事です。

体験をして教室に入ったお母さん方は、すぐには無理ですが、
何カ月もしてから狙いの意図を『こういうことだったのか』と
実感なさいます。

そして、このことが子どものさまざまな成長に
いやというほど影響してくる場面にも出会うものですから、
後になって「なるほど」と納得なさいます。

こうして、私もやっていてよかったと思う瞬間に
何度も出会うことになるのです。

どんぐりひろばのこのような取り組みに対してこの度、
児童かきかた研究所の高嶋喩(たかしま いさむ)先生より
お言葉をいただきました。

『箸、鉛筆の持ち方を指導できる先生は
今や何人おられるでしょうか?

誇るべき日本のこの伝統文化が
立ち直れないほど崩れている中で、
正しい持ち方に着目、実践されている
どんぐりひろばに敬服すると共に、
希少な継承者として期待します。』

先生にこのように言っていただける日がくるなんて
思ったこともなかったので、
とてもうれしく、ありがたく受け止めました。


どんぐりひろばへ岸本裕史先生(故人)がおいでにの時に
『鉛筆の持ち方』を一人ずつ見ていただいたことがあります。
20人くらいの大人の中で自信アリの人も5名くらいいらっしゃいました。

結果は、・・・正しい持ち方は20人中1人でしたよ。

侮るなかれ、ですね。


「正しく持たなくても上手に字を書く人はいっぱいいます。」
「正しく持ったからと言って字の下手な人もいる。」

色んな声が聞こえてきそうですね。
高嶋先生だったら、なんとおっしゃるでしょうかね?
(上記写真は先生の御著書の表紙です。)

高嶋先生のお話に関心のある方はポチッとどうぞよろしく060.gif
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by dongurihiroba | 2010-09-15 17:14