ワークブックの中の「遊び」を「学ぶ」(年中)
2010年 03月 20日
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「紙コプター」 作って遊びました
年中で取り組んでいるワークブック。
簡単!と思うときもあるけれど、ちょっとしんどい日も。
だって、新しいことに出会ってハードルが上がることもありますからね。
そんな日のためにとっておいた、これまたワークの中のお楽しみページ。
岡先生はどういうねらいでか、時々おもしろページを作ってくださっています。
岡先生は、現役の小学校の先生です。
小学生のお兄ちゃんお姉ちゃんのお勉強する姿に幼児は憧れるもの。
親としての体験と小学校の先生の視点から
幼児期にこれを!という願いを込めて作られた素敵な教材です。
子どもにもその素敵さはビンビン伝わっていて
このワークを手にできることが子どもにとっても
とても光栄なこととなっています。
どんぐりひろばでは、家庭用教材はとてもお手頃に
日記代わりに使ってもらえるものにしていますが、
このワークは「大事に」「ていねいに」使います。
さて、先日の記事で「絵描き歌」をやったというのを載せましたが、
ひと月前のお楽しみは、「牛乳パックとストローでできる工作」でした。
下の写真左側の子の手にあるのが出来上がりの「紙コプター」。
自分で創造の過程を楽しむ工作ももちろん大事です。
ですが、ここではワークの「作り方」を見て「自分で」
何の材料がどのように要るのか読み取りました。
面白そうなことをやるためなので、みんな張り切っていました。
先走って順序を誤るとうまくいかない、
それもいいので求められない手助けはしないでいました。
途中ホッチキスとセロテープでとめる箇所がありましたが、
テープが先か、ホッチキスが先か、確認できた子もいれば
無頓着な子もいました。
止め方の微細な部分まで、だまって「作り方」を見て
その通りにきっちりやった子もいました。
この場合、果たして、適当でも良かったのか、
慎重にしなければいけなかったのか、
遊んでみた限りではどちらでもよかったように思います。
とにかく「作り方」を見て「自分で」なんとかなりました。
つくったあとはキャーキャー言いながら飛ばしました。
なかなかよく飛ぶこと!
「持って帰って色をぬるときれいかな。」
「こまみたいかな。」
と話し合ったり、
わざと手の届かない上のほうに、
ひっかかるようねらって飛ばしたり・・・。
あ~、楽しい!を満喫しました。
小さなことだけれど、とても意欲的に取り組めました。
岡先生、お楽しみページも少し前までは、
自分一人ではわけがわからなかった子たちが
自分でこのページをガイドにして遊べるようになってきたのは
進歩だと思うのですよ。
ひらがなが、この子たちには「ドラえもんの道具」のように
自由にあつかえるものになりつつあります。
ことばにおいて、「自由」が獲得できれば、
子ども時代にたくさんの楽しみにさらに出会えます。
学習って楽しい、そう思います。
※この日にお休みだった生徒さんは 25日に作って遊びます。
(音読発表会の日です。こちらも頑張ってね。)