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語彙の習得とドラえもんの道具-2


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ドラえもんがのび太くんをダメにするとき


前回記事に書いた「したつづみ」のことが
たまたま 2月22日の朝日新聞に載っていました。

語彙の習得とドラえもんの道具-2_b0177103_311077.jpg



Q&Aの形で、1面にある質問の答えを
紙面をめくる中で見つけるというもの。
楽しくていい企画ですよね。

さて、答えは31面にありましたよ。

語彙の習得とドラえもんの道具-2_b0177103_391320.jpg








さて、前回記事では、

ドラえもんはいつもいろんな道具を出してきますが、
道具を持たないドラえもんでは、話になりませんね。

言葉をたくさん知るのは、ドラえもんの道具が
たくさんあるようなもの、と子どもたちには話しています。

道具を使うとき、つまり小学生になってから、それがないのに気付くようだと、
「のび太くん」はボコボコになっちゃうよ~っていうことです。


と書きました。

アニメ「ドラえもん」が長い間人気なのは、
あったらいいなこんな道具、できたらいいなこんなこと、
が 叶うからですね。

不器用ながら毎度のび太くんはその道具によって
いい思いをしたり、失敗をしたり。

「ドラえもんはのび太くんを甘やかしている。
のび太くんは、これでは自立できないだめな人間になる。
ドラえもんは、悪い。」
とは、私の家族の一人がよく言う話です。(笑)

そもそも ドラえもんは未来の野比家の依頼で、
ご先祖様であるダメダメのび太を救うために
未来からやってきましたね。
つまり、親心・・・の、さかさま版ですかね。

かなり溺愛気味ですよね。
確かに、「努力なしにすぐ道具に頼るのび太くん」に甘いドラえもんです。
だめにしてしまいそうというのもよくわかります。

でも、結構ほどほどのところにおさまっています。
道具があっても、のび太くんの使い方次第で
必ずしも思い通りにはならないことが多いからかな。

調子に乗っているとしっぺ返しがあったり、他人に情けをかけたりで。
他者にたいする思いやりにあふれているから愛されるのかもしれないですね。

さて、語彙の習得という話に戻りますが、
言葉の知識が多い子、学力の高い子は、
同年代の子より、思考力も高いことが多いと思われます。
そんな子が、自分がよくできることで天狗になることがあります。

あるある、とうなずきましたね、皆さん。

あふれ出る知性が止まらないのは仕方ない(?)としても、
子どもがそういうふうになりそうなときは、
親としては、(ドラえもんは)少し考えたほうがいいかなと思います。

親が、人よりできることに喜びを感じるタイプの場合には
特に気をつけたほうがいいかもしれません。

子どもはそれに応えられる自分に自信を持ちますし、
それが喜びになっていたりするからです。

そもそも、言葉はコミュニケーションツールでもあります。
人に愛されない子どもにしては何にもならないですよね。

ドラえもん的親の愛情をもつならば、
他者を思いやる心も同時に育ててあげたいと思うのです。

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by dongurihiroba | 2010-02-24 02:49