横浜市・希望ヶ丘☆どんぐりひろばは子育ての不安を前向きな意欲に変えるお母さんと子ども(0~6才)の教室です。幼児期にこそ『見えない学力』を豊かに育てましょう。☆お問い合わせは下記HPのメールで。


by どんぐり先生
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コンパス回せない小学生



紙縒り(こより)


七夕が近くなりました。
どんぐりひろばでは、
6月に『紙縒り(こより)』を作ってもらうことにしました。

紙を縒ると書いて『こより』。
お母さん方の中には、作ったことない方も半数くらいに及びます。
だから、子どもが作ったことないのも仕方ないことです。

まずは、ティッシュを裂くところから。
割ける方向があることに初めて気づく1年生も。

親指と人差し指を濡れ布巾でほんの少し湿らせてから、
端から縒っていきます。

一度、私がやり方を見せました。
その後、親指と人差し指を子ども達がどう使っているか、
私は観察しました。
やり方なんてどうでもいい、とにかく初めは見ていました。

子どもなりに新しい感触に意欲を持って取り組んでいました。

「これをさ、寝ているお父さんの鼻に突っ込んだら面白いよね。」
などと言って、子ども同士笑いあったりもしながら。

たくさん紙を裂いたのがあったので、
みんな何本も何本も紙縒り作りに挑戦していました。
慣れてくると要領を得てきて、少し早くなってきました。
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子どもが何人かいる環境では、
早い子遅い子ができます。
仕上がりがきれいな子、そうでもない子ができます。

そうしたときに、自分で出遅れているなと感じた子は、
うまくいっている子の観察を結構しています。

仲の良い少数のグループなので自然と

「教えて。」
「こうするといいよ。」
「それ、ちがうよ。」

と助け合いながら、互いを高め合うシーンがよく見られます。

「おうちでも、短冊をいっぱい作ってみてね。
 うまくなったら見せてね。」

ということで、残りは持ち帰ってもらいました。

(実際の七夕の紙縒りは、外に飾るなら、ティッシュは向きません。
お花紙などが子どもにも扱いやすいでしょう。)

さて、皆さんもお子さんとぜひ、作ってみませんか。
指の動きは、まず親指と人差し指の指先をくっつけてから縒り始めますが・・・

①人差し指を動かして親指のはらの上を通る。(右手の場合、右回し。左手の場合左回し。)

②親指を動かして人差し指のはらの上を通る。(右手の場合、左回し。左手の場合右回し。)

あなたはどちらでしたか?
では、合理的(美しく早くできる)のはどちらでしょうか。

次の記事に続きます。


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by dongurihiroba | 2016-06-27 11:20 | 家庭教育