『指しゃぶり』気になるのはお母さんだけではありませんー2
2014年 01月 27日
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ゆびたこ
昨夜、気になる投げかけだけで、
記事を終えてしまいました。
(すみません、深い意味はなく、深夜で疲れていたためです。)
さて、大人が気になる、
子どものやめさせたい癖。
指しゃぶり、爪かみ、などが代表的・・・。
そのような相談は時々、
お母さん方からは受けることがあります。
よくある悩みです。
これは、大人の悩みかと思っていましたら、
、
子ども自身、
・・・小さな子ども自身が
実は、
とても気にしているんだなあ・・・
と思ったことが最近ありましたので
お話します。
この本、いいですよ。
と、何気なく本屋さんに勧められて買った本、
その名も『ゆびたこ』(ポプラ社。くせさなえ著)
急いで買って、この時に限って、
中身を確かめることもなく
とりあえず教室の貸し出しの本棚の中に
『ゆびたこ』を入れておきました。
その週のある園児のクラスで、
目ざとく、その『ゆびたこ』を見つけた子がいて
「今日はこれを借りて帰りたい。」
と言いに来ました。
驚いたことに、
指しゃぶりの癖のある子でした。
偶然?
よく見つけたもんだなあ・・・。
次の週、還ってきた『ゆびたこ』を
そのクラスの全員の前で読み聞かせ。
本の中身ですが、
指しゃぶりをやめられない主人公の指にできた
『ゆびたこ』が
ある日、しゃべり出す・・・
という、
おっかなびっくり、ちょっと気持ち悪い
インパクトのつよ~いお話でした。
途中で大笑いやらドン引きやら・・・。
読み終わって別の子が借りたいと申し出てきました。
なんと、その子も指しゃぶりのある子だったのです。
その本を借りてから、
2人とも指しゃぶりが止まった・・・とのこと!
子どもながらに、気にしていた『指しゃぶり』!!
ちょっと、脅しのような話でもありますが、
とても他人事とは思えなかったにちがいありません。
とりもなおさず、これって、
子ども自身が実は気にしてたってことじゃないでしょうか。
お母さん方は皆さん立派で、
ただ、読んで聞かせてあげただけのようです。
その後は指しゃぶりしない子も借りていきました。
でも、2回以上借りていくのは、
指しゃぶりしていた子でした。
子ども達の成長したい心が愛おしいと思いました。
うるさく言われなくても、
子ども自身もどうしようもない、
そんな癖、
それが癖、
っていうのが、あったりしませんか?
うるさく言って陰で
一層ひどくなることもあります。
子どもだって、悪い癖だ、と、
罪悪感を感じているのです。
うわ!
こりゃ、大変!
やーめた!
っという気になるには
荒療治にも見えますが、
こういう視点はおもしろいな
と思いました。
本の裏の帯もご紹介しておきますね。