図形認識と漢字習得
2013年 12月 24日
小学生冬期講習会開催中
1年生には量も多く、少し大変かなとも思いましたが、
どの子も時間中とても集中して取り組みました。
楽しい学習だったようです。
手本のとおりに移し描く課題です。
漢字の学習なのに、図工?
それとも算数かな?
そんな声も聞こえましたが、
漢字も図形の一種でもあり、確実に関連ありますね。
お子さんが漢字が苦手かも・・・という場合には、叱るよりもこういう点についても訓練を積むことで、『見え方』が変わってくるようです。
こちらのまちがいは、少し気をつければ改善します。
一つの点から何本の線が出ているか、と考えれば、どんなに複雑に見える図形でも描けます。そして、その線はどのようなきまりに沿っているものかがわかることも大事です。漢字でいうなれば、画数や描き順がわかれば、間違えなくなることと似ています。
低学年でもこのくらい書ける子は漢字学習がどんどん進んでいきます。
どの教材がいいか、どの教室がいいいか、そのようなことにとらわれ過ぎずにお子さんの現状からの課題を解決してあげれば漢字がどんどん入っていく、そして、好きになることができると思います。
正しくきれいに描くためには、えんぴつがきちんとけずってあること、消しゴムが真っ黒過ぎず、硬すぎず、角を使う方法を知っていること、それから、定規が使えること。
つまり、道具の準備と使い方がきちんとしていることです。
道具がきちんと使えるためには、姿勢や鉛筆の持ち方も大事になります。
基本中の基本、
まるで、ねずみの嫁入り…の話のように、当たり前すぎていることをもう一度振り返ることが大事と思います。
気づいたら、今からだって遅くはありませんからね。
さて、クリスマスイブですね。
小学生の皆さんにささやかながらの折り紙サンタを24日は贈りたいと思います。