カレンダー作り(年少・年中)
2012年 02月 29日
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数字?知ってるよ、全部書けるよ!
…と言いたいお年頃
幼稚園の頃になると、数字も10まででなく、50とか、100とかまで
唱えられるようになり、ちょっと得意顔を見せてくれます。
年長になると、億とか兆とか無限大とかの言葉も出てきます。
とっても、大きい数、として、最強のイメージを示したい時によく会話に出てきますよ。
どんぐりひろばでは、数を唱えられること、
読めること、
書けること、
大小関係がわかること、
具体的量感がわかること、
そのどれかだけ、ではなくて、
そのどれもを大切に考えています。
数唱をスラスラ口にできることが、ひたすらうれしい年齢というときがあります。
「12」と「21」は似ていると感じたり、混同するときがあります。
耳で聞いていると、「じゅうに」の反対は「にじゅう」だけれど、
目で見ると、似ていないことに気づくときがあります。
スラスラ読んだり書いたりはできるけれど、
「つまようじ10本」や「卵10個」や「豆10粒」や「米10袋」が
実際にどんな量かという感覚が実際には備わってないときがあります。
「10000まで言えたから、この子はスゴイ!早い!」というわけで、
プリントの計算をたくさんやる方もあるでしょうが、
幼時期は、このようないろんな「とき」を、
ゆっくりでもいいので「数」に対して、じっくりと、
多方面からアプローチできる環境を作ってあげたいです。
さて、年少、年中のクラスでは今月より、『カレンダー』を作っています。
2月の今は、3月のカレンダー作りです。
まず、いつも目にしている「50」までの数字表と並び方が違うのに気づいてもらいました。
教室で、子ども達に人気のフェルトのカレンダーで、楽しく数字の並び替えを・・・。
今年の3月のカレンダーは「ついたち」を示す、はじめの「1」は、左端のマスからは、始まらない!?
これだけでも、子ども達に「?」と思ってもらえます。
その他にも、気づきがいろいろあるかもしれない。
そんなワクワク感をこちらは抑えながら、子ども達の作業を見守ります。
年少児の作品。
絵は、「ネコのおひなさま」ですって。
たくさんのお絵かきをする中で、
お母さんと共に正しいえんぴつの持ち方(もちろんおはしもですけど)を身につけ、
運筆がとてもうまくいくお子さんです。
本人はそんなことは、特に気にもせず、
思い切りのよい線をどんどん書いていきます。
このお子さんには、まだ書き順を教えていませんので、
我流の書き方でした。
このクラスの皆さんには、翌週より、『書く順番があるんだよ』ということを伝え、
書き順についても、面白く覚えられるように、はたらきかけているところです。
お母さん方には、「日付を書いておいてね。」とお伝えしています。
今後も書いていく予定のカレンダーです。
この作品を通して、数字の上達がわかることになります。
それと、どこかに作品を提出したり、出品するときは、
『必ずコピーや写真をとっておいてね』とお伝えしています。
今回のカレンダーは、私がコピーのをいただきました。
作品は戻ってこないこともありますし、
今はデジカメやパソコンもあり、保存も容易ですので、
成長の跡が手軽に残せます。
オリジナルを手放すときには、心がけておかれるとよろしいと思いますよ。