ボタン―4(fbでご覧の方は←クリックでブログへ)
2011年 12月 19日
穴を見つけたら、どうするかな
大きなボタンを子ども達に渡しました。
初めてそれを見た子どもたちの様子と、とらえ方について昨日お話ししました。
さて、この次にどうしたか、いよいよ、ひも通しか!?
いえ、少し違いました。
ボタンはそもそも洋服についています。
これは洋服のよりも大きいけれどね。
あ、ママの洋服にもボタン付いてるね。
あ、友達のは、青いね。
あれ、僕にはボタンないね・・・。
そんなことにも気づきます。
それから、穴がありますね。
穴があると、子どもは、のぞきたくなる。
穴に何かを突っ込みたくなる。
経験あるでしょ?
生活の中には危ない『穴』もありますね。
電気コンセント、
鍵穴、
体の穴、・・・鼻や耳のことです。
こういうところに物を突っ込まないようには、日ごろからご注意くださいね。
・・・で、ボタンの穴、に話を戻しますが、
これに気づいて、いろんな人に、
「見えた、見えた~!」とやって喜びます。
楽しい交流ができます。
誰にでも「見えた、見えた~!」とやりに行きます。
どんぐりひろばの小さな集団では、このような時、
実際の親子だけでなく、
いろんな親子同士が自然に触れ合います、仲良くなります。
いい笑顔がたくさんあふれます。
教室なのだから、さっさと学習した方がいい!
そうでしょうか?
新しい素材に触れるとき、大人だって、いろんな興味関心が湧くでしょう?
子どもならなおさらです。
そういう感覚や時間を経てほしいと感じています。
大人の用意したテーマだけがお勉強ではないと思います。
このようなときの子どもの反応によって、
私が次に用意する課題は臨機応変に異なっていきます。
穴からのぞくのが楽しくってたまらない子には、
『違う穴』を次に提供します。
穴あきボード、各種。
ひもが欲しいと要求してくる子もいます。
きれいなとじひもがありますよ。
「みんなにも配ってくれる?」
っとお願いしてみたら、できましたよ。
「ありがとうね、たすかったわ。」
さっきまでいじっていた洗濯バサミも使うかな?
思い思いに手に取って、何かが始まるでしょうか?
さらに続きます。
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