横浜市・希望ヶ丘☆どんぐりひろばは子育ての不安を前向きな意欲に変えるお母さんと子ども(0~6才)の教室です。幼児期にこそ『見えない学力』を豊かに育てましょう。☆お問い合わせは下記HPのメールで。


by どんぐり先生
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人に分ける気持ちー2

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5月の記事に幼稚園児の女の子からかすみ草をいただいたことを書きました。
今日のは、これに関連のある話です。
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優しい子になってほしいのに


子どもが生まれたら、多くの親は『優しい子になってほしい』と思うでしょ。

それにはどのように育てればよいのでしょう?

心くだいて大事に育てているのに、

お友達に貸してあげられない、渡せない。
イヤ、ダメ、っと怒る。

おまけに人のものは勝手に触る、使う、取り上げ、泣かす。


こんな場面は、成長の過程でとってもほほえましく思う私ですが、
本気でヒヤヒヤ、イライラするお母さん方も少なくないのですね。

お母さんがなぜ、ヒヤヒヤ、イライラするか?

それは、我が子のそんな行動が願いと違って優しくないと思うからです。
それは、我が子のそんな行動が意地悪に見えるからです。
それは、我が子のそんな行動が自分勝手でいけないことと映るからです。

そして、そう思うのは大人の見方だと気付いていない場合です。


子どもはなぜ、そういう行動をするの?

1歳前後だと、自分の体が自分の思うように動かせると気付き、
興味があるものは手を伸ばすと触って確かめられることに気付いたから。
自分とは違う、他の子の存在に気づいて興味あるから。

そう、気になるものにはまず触って確認する時期だからです。

所有、所属に関する認識はまだまだ、です。

だから、自分も触るけれど、
他の子も同じように自他の物や体(特に顔)に触れようとしますね。

いじわるではありません。
『これ、なあに?』
の確認をしているのです。

少し慎重な(臆病とも知恵がついた、ともいう)子は、
やたら触る前にじっと見ているほうが長いこともありますね。

でも、はじめは危険な物であろうと触れようとします。
だから、歩き始めの時なんて、
お母さんは危なくないように室内の配慮をしたでしょう。

歩けるようになった子はそうやって冒険を重ね、
たくさん賢くなっていきます。

「あ、これ、あなたのでしたか。失礼。」とか、
「あ、このおもちゃですか、どうぞお先に。」とかって
控えめな子はいません。

子どもは自己中心的です。

「え、うちの子もジコチュウですって!」
と、怒らないでくださいね。

この時期のジコチュウは生きるために必要なものだと思います。

「どうぞどうぞ」なんて譲っていたら生きていけません。

いっぱい主張して、
いっぱい触りまくって
いっぱいかわいがってもらう、
そうでないと、言葉も充分に話せないこの時期の子達、
生きていけませんから。

人のおもちゃについ手が出そうな時、
迷惑かけまいと思ってそれを阻止しつづけるのは
つまらないことだと思います。

確かに他人とトラブルにはなりませんから、
大人の見方でいうと、これでいいのですけど。

『これは〇ちゃんのじゃないよ。
でも、借りたいのね。
じゃあ、貸して、って言ってみようね。』

と促してあげれば次につながります。

人のを勝手に取るのには厳しいのに
よその子が欲しがったら、我が子が使っていても
『貸してあげなさい』という方がいます。
言われた子はとってもお利口に、すっと差し出します。

ん、それでいいのかな?って思います。
言うこと聞かないと、厳しいお母さんの子の場合です。

小さいときから、人ともめるのを親が許しません。

この子の感情は???

夢中になって遊んでいれば
「今は貸せないの。」というときはあるでしょうに。

これを『優しさ』として教えられた子は
『優しい』とは我慢を強いられることだと感じます。

多くの幼児はお友達の存在を認識できる2歳頃には
「イヤ」「ダメ」とけっこうきつく言ったりします。

急に意地悪になったように大人には見えます。

でも、子どもは、素直な感情を大きな声でしっかり主張する、
そしてもめる、という場面をいっぱい積むことで
感情のコントロールが本当にできる人になれると思います。

表面上『優しい』お利口な子の『心』はどこで育つのかな。
とてもかわいそうな気がしませんか?
きっと、誰よりも内心は欲深くなるか、(意地悪になるかも)
何事にも無気力になるか、
そういう両極の危険をはらんでいると思いますよ。

大人同士の見方を子どもの世界に当てはめなくてもいいような
お母さん同士の許しあえる環境でお互いに子育てできている方は幸せです。

お母さん方にお聞きしたいのですが、
ご自身の身の周りはどうですか?

お母さん同士の関係はいいですか?

よろしかったら、教えてください。


それから、「子どもの自己中心性」については
「だから、勝手でいい」と言っているのではありませんので。

子どもが「人」らしくなる大事な時期はすでに始まっています。

ジコチュウを人らしく導くしつけは大事ですね。
躾。字のごとく美しい身のこなしを、ね。

自分の気持ちの居場所、自己肯定感が充分に持てた子は
気持ちに余裕ができるようになります。

大人だってそうじゃないですか。
心に余裕のない状態(心を亡くす=『忙』)のときには
優しくなんてなれませんから。

心がたっぷり充実していると、
人に分けてあげたい気持ちは自然と湧いてくるものですね。

心の充実は心の『器(うつわ)』も大きくしてくれるようで
そうすると少々忙しかろうと、心の余裕も器量に応じて
大きくなるようにも思います。

素敵な方を見るにつけ、そんなことも実感します。

最後に。
もめることも多い幼児のお母さんへお願いしているのは
相手に怪我をさせないためにツメは切っておくこと。
『爪が長いのは親の責任』
何があっても首から上には攻撃しないように(他はいいという意味ではなく)。
『首から上に手を出すのはひきょう者』

そういうルールは日ごろからお母さん方にもお伝えしています。

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by dongurihiroba | 2011-06-08 01:19 | 家庭教育