横浜市・希望ヶ丘☆どんぐりひろばは子育ての不安を前向きな意欲に変えるお母さんと子ども(0~6才)の教室です。幼児期にこそ『見えない学力』を豊かに育てましょう。☆お問い合わせは下記HPのメールで。


by どんぐり先生
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人とのかかわり~地域ー2~

幼児教室どんぐりひろばへようこそ!060.gif前回に引き続き、教室の中身とは直接関係のないお話です。060.gif

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地域の音楽交流会

どんど焼きのことを書いたばかりですが、
きのうは、地域の中学校で、音楽中心の地域交流会がありましたよ。

数年前までは、自治会連合でお餅つきと豚汁の炊き出しがふるまわれていて
それを目当てに午前中から子ども達もたくさん湧きだすように集まっていたものでした。

朝早くから地域のお母さんたちが大勢ボランティアで働いてくださっていました。
それを担う人を集めるのが大変になったのか、
ふるまいに対して、お鍋持参で家族の分をもらって帰る人などがいたせいか、
予算の問題か、
はたまた単に趣向が変わったためか、
理由はわかりませんが、
以前の旨い物目当ての空気も私は好きだったので
無くなったこと自体は残念に思う一人であります。

おいしいものは、みんなを笑顔にしてくれますからね。

例えば、家ではお母さん仕事に行っていて居ないけれど、
なんかこの日は楽しみにしていた、という子もいたと思うのです。

食い意地張っていやしんぼのほったらかしの子どもに見えますが、
そんなさびしんぼの子どもにも
可愛がってもらった記憶は心を温めるはずなんですよね。
そんな子どもはひそかに必ずいるはずですけどね。

途絶えてはしまいましたが、長い間、
そんな行事を催してくださっていた方には感謝したいと思います。

それで、ここのところはふるまいなしの
体育館での音楽発表の交流会となっています。

小学生の合唱、お母さんたちの合唱、チアリーディングのダンス、
プロダンサーの指導チームの発表、吹奏楽、などがありました。

ダンスの振り付け師、プロの先生が指導するチーム「ダンリパ」は
実はその先生こそ、私のお友達であり、お子さんはどんぐりひろばの卒業生。
特別の思いで見せていただきました。
格好つけたい盛りの思春期の子の心をぐっと掴んで
一人一人に光るものを身につけさせる指導の力に圧倒されました。
素晴らしいステージをありがとう!
そんな思いでいっぱいになりました。

吹奏楽は受験期の中3生のいない中学の部活、
それと隣の区の成人中心の吹奏楽団、
加えて中学OBの吹奏楽団(うちの子はここに所属)、
3つの団体のジョイントで行われました。

指揮をするのは、3団体に関わる中学の先生。
私のところの子どももお世話をかけた方。

地域の小学生からお年寄りまでが聞き入ってくださいました。

このような空気って一人では作れないもの。
一朝一夕には作れないもの。
愛情がないと成り立たないもの。

多くの方の手でできあがった会です。
本当に素晴らしかったです。

私も子どもが中学生の頃は、
ステージでどうなる事やらとヒヤヒヤな親心のみでしたが、
今回は、みなさんの関わりに感謝したい気持ちの方が大きかったです。

我が子もステージ後、心から楽しめたことを喜んでいました。
先生方にも感謝したいと言っていました。

私たちは消費経済の中に生き、お金を得て暮らすため、
毎日の仕事に追われています。
それは誰でも共通する部分ではあります。
その忙しさの中で「忙」の字の通り、「心」を「亡くし」がち。

たまの休日に、お金にもならないことを知らない人のためにやるなんて、
嫌な感じだし、面倒だと思う心もわかります。

でも、関わることができる人同士の目に見えないつながりに触れたときに
得られるものは、損得の域を超越しています。

大人がそういう場面に出かける家庭の子どもは幸せなことだと思います。
初めはいやいやからでもいいので、できることから始めてみませんか?
それとも内申書に必要なボランティアの点数にしか興味ありませんか?

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by dongurihiroba | 2011-01-16 13:43 | 家庭教育