横浜市・希望ヶ丘☆どんぐりひろばは子育ての不安を前向きな意欲に変えるお母さんと子ども(0~6才)の教室です。幼児期にこそ『見えない学力』を豊かに育てましょう。☆お問い合わせは下記HPのメールで。


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ちゃんとできない子ども どうする?

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教室とは指示のあるもの
    言うことを聞くもの
        きちんと座っているもの
・・・と思って入室してくる子どもはいません



幼児教室に入る親子というと、
すでにきちんとしていなくてはいけない、
とかいうイメージの方も多いでしょ?

2才前後できちんと座れて、
人の話に耳を傾け、
指示どおりにできる、
というのは、幼稚園受験を目指すお子さん、
いえ、正確には目指す親御さんには
理想かもしれませんね。

もちろん、赤ちゃんの時から来ている子は1歳代でも
ちゃんと座れているのですごいと言われますが、
楽しいことがあるとわかっているからそうしているという次第です。

でも、入会の時にすでにそれができていることはまずありません。

教室に初めて体験に来られると、
「うちの子がちゃんと座ってられないので」とか、
「泣いてしまって」とか、
「かるたをまぜこぜにしちゃって」とかって
お母さんが申し訳ない気持ちいっぱいになることが、まぁ、けっこうあります。

でも、皆さん、初めての時は似たり寄ったりで、元気ならばそれが普通です。

ただ、すでに入会のお子さん達がきちんと座っており、
お話もよく聞き、すごくできているお子様達に見えるのですよね。

普通に集まるだけの集団では有りえないかもしれないことです。

ところが、入会すると、ひと月から3カ月位でどの子も
年齢相応の『落ち着き』のある態度となります。

振り返ってみて皆さん、そういえばうちも・・・。
と、お気づきのようですが、そんなものです。

特別に何かをしたわけではないのですが、
お楽しみ感覚が自然にそうさせます。

そして、少しの集中経験の積み重ねが
落ち着いた姿勢を育みます。

叱って無理に座らせているのではなくて、
何度も言いますが、
何か面白いことがありそう、と思ったら
子どもは目を輝かせて集中するのです。


さて、今日の未就園児のひろば、かるたの時間のこと。
やおら締め切り間際の漫画家か何かといったふうに
みんながかるたをする横で一心不乱に何やら書いている女の子Yちゃんが・・・。

お母さんとしては、「かるた」なんだから、「ちゃんとかるた」をやってほしいところ。
こちらも誘ってみるけれど、言葉は届かない様子。

それでもかるたはいつものように進んでいきます。
だからといってきつい言葉でそういう子を叱ることもありません。

ただ、「かるたのとき」はそれをやったほうが楽しいってことを自然に伝えていきます。
どうやって伝えていくかと言うと、周りがみ~んな、かるたを楽しんでいればいいのです。
そうすると、「今」は、「自分のやっていること」より「かるたやっているのが楽しそうだな」、
となって、それまでのこだわりは何でもなかったようにこちらの方に入ってきます。

何かをやっているときも、周りを気にしてないようでも、
面白そうな雰囲気が漂えば、子どもは今までのことは忘れて関心を示してくるものです。

しかし、今日はなかなか手ごわい2才のYちゃん。
私は、快調に札を取るその他の子達に相談しました。

「みんな、年の数よりもいっぱい取ったね。
たくさん取れるようになったね。
でもさ、Yちゃん今日はまだ1枚も取ってないから、
次のかるたはYちゃんのために上手なみんなが取ってあげることにしない?」

すぐ賛成してくれるのがこの頃の子ども達。
早速頑張ってKくんが取って、Yちゃんに。

しかし、お互いに無言でした。
そして、Yちゃん、再び内職へ。

「も1枚、Yちゃんにあげる?
そうしたら、お年の数と同じ枚数になるから。」

はい、すぐ賛成。

またまた、同じ子Kくんが取りましたよ。
今度は「どうぞ。」と言えました。

そうしたら、
「ありがと。」とYちゃん。

周りのみんながKくんの優しさをたたえました。

そこで、気持ちが初めてかるたに向かい、
何事もなかったかのようにYちゃんも交えて
かるた取りが最後まで進みました。
みんなも、Yちゃんも一緒に参加できたことを喜びました。


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三角2枚の組み合わせで立つクリスマスツリーを製作。
はさみが上手になりましたね。
グルーガン(熱いよ!)でドングリを接着。〇シールの雪も自分で。
それを見ながら、みんなでおやつを食べましたね。
お弁当の後だったのに、「ベツバラ」は大人とおんなじ・・・。





しかし、こういう展開は親子だけの時には成立しにくいのです。
なぜなら、よその親子がいるときに自分の親までもが
自分を放っておいてそちらを楽しんでいる、
よその子とも仲良く楽しそうにしている、

・・・子どもにとって、こんなつまらない話はないじゃないですか!
「じゃあ、自分も!」となる寸法だからです。

親子だけの場合では無理なんです。


さて、そうして活動に子どもが加わろうとしたときに大事なのは、

「あんたは、さっき、やらないって言ったじゃん!」
などと邪険にせず、

「ああ、ちょうどよかった。〇ちゃんが入るとますます面白くなるね。
みんなも待っててくれてありがとうね。」
などと言ってあげること。

子どもなりに抱いているバツの悪さも解消できて素直な気持ちになれますし、
そういう場面を見ている他の子も優しく育ちます。

子どもが何かにこだわって困っているときなど、
こんなやり方でお母さんが救われたことは何度もあります。


もともと、どの子も、どのメニューにも
同じ時間中、集中できるとは限りません。

子どもなので、眠いことも、泣くこともあります。
未就園児ですから、普通のことです。

でも、ほんの少しの時間の「楽しみを伴う集中」や
自分以外の人への「思いやりの心の芽生え」は
みんなが子どもを見守れる少人数の顔見知りだと
案外スムーズにできるものなんです。

言葉での表現はまだ稚拙でも、子ども達の感情はかなり小さな時に発達しています。

親が知らない同士だと、公共のおもちゃでさえ、自分の子の手を押さえて
「おもちゃを取ってごめんね。」
と他人の子に渡す、というようになりがちです。

本来、取り合いやけんかを含めた子ども同士のやり取りをさせたい場面でも
知らない人が多すぎるところに行くとそのようになりがちです。

皆さんが気負いなく、徐々にだけれど慣れてきて、
とても親しくお話しするようになる姿を見られるのは
私もとてもうれしいことと思っています。

いい子に育てたいのは皆同じ。
だけど、親の力だけでは、子どもはまともに育ちません。

どうぞ、身近にいる人とは積極的に関わりを持ってみてください。
立派な施設や教材だけが子どもを育てるわけではありませんからね。

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by dongurihiroba | 2010-12-21 20:22 | 入園前(未就園)児のひろば