昨年の記事-2
2010年 07月 18日
ようこそ今日も昨年の記事です。
よろしかったらポチッとしてからお入りくださいね。 ↓ ↓ ↓
枝豆でできる計算
それでは予告通りの「野菜」の話。
今回は枝豆です。
鞘の中は3粒のものが多いけど中には2粒や1粒のもあって
どこかの兄弟みたいねって前回も話しました。
じゃあ、3粒兄弟、2粒兄弟、1粒っ子、
それぞれいくつずつあるか分けてみようね。
これだけでも、わいわい声が聞こえてきそう。
夕食前のひと時。
枝付きの枝豆なら、なお素敵ですよ。
お手伝いは、素晴らしい家庭教育の時間です。
数がわかるうえに、それよりももっと大事なことを
たくさん体験できるからです。
さて、分けた枝豆の、鞘の数を数えます。。
1粒っ子の鞘の数は、1,2,3,4、・・・。あ、これだけ。
2粒兄弟の鞘の数は1,2,3,4,5、・・・・。これも少なかったよ。
3粒兄弟の鞘の数は1,2,3,4,5,6,7,8,・・・。わあ、あとは、こればっかり~。
「あれ、3粒と思ったのに、1粒分は中がスカスカ。」
「あっはっは~~~。じゃあ、3粒に見えるけど、2粒の兄弟か~。」
こんなことがあるから、体験は面白い。
ペーパーのお勉強だけではこうはいかないものね。
「2粒兄弟は1,2,3、と数えても中身が違うよ。」
「?・・・!!」(一瞬、みんな意味がわからない。)
そう!すぐに気づく子もいますよ。
「1鞘あたり2粒」だということに気づいたのです。
前回ミニトマトを数えました。
ミニトマトもたまに枝付きがありましたね。
あのときの数え方遊びをたっぷりとやっていると
ここで、 (1)2、 (3)4、 (5)6、 (7)8、 (9)10・・・・・・・
( )の数は声に出さないで目で確認のみ、
という数え方も抵抗なくさっさとできます。
そうなると、(1,2)3、(4,5)6、(7,8、)9、(10,11、)12、・・・・・・・
と3粒兄弟も簡単に数えます。
これぞまさしくかけ算です。
10粒前後まで数えてもう数えたくなかったら、
こういうときは無理強いはしないでくださいね。
でも、もういいかげんにしたら、というくらい
のめりこんで、メインのごはんもそっちのけで
数えてたとしたら、それもそっとしてあげてほしいです。
数え終わって、ふ~っと上げたその顔は
自信と喜びにあふれていると思います。
このようにうまくいかないときは、
下ごしらえのふりしてお母さんが声出して数えたり、
家族のお皿に6粒ずつ分けたりのお手伝いでいいのです。
6粒で思い出しましたが、
3粒兄弟×2鞘、
2粒兄弟×3鞘、
1粒っ子×6鞘、
それから、1粒っ子+2粒兄弟+3粒兄弟。
こんなさまざまな組み合わせで「6粒」ができるのです。
そうそう、組み合わせはまだありますよ~。
気づいた子どもは、うれしいでしょうねえ~。
答え合わせは、ぷりぷり、つるんっと鞘から出してネ。
次回はとうもろこしでーす!
お帰り前に ポチッとまだの方はどうぞよろしく