横浜市・希望ヶ丘☆どんぐりひろばは子育ての不安を前向きな意欲に変えるお母さんと子ども(0~6才)の教室です。幼児期にこそ『見えない学力』を豊かに育てましょう。☆お問い合わせは下記HPのメールで。


by どんぐり先生
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幼児教室どんぐりひろばへようこそ!060.gif

しばらくパソコンや教室を離れた仕事をしていました。

その間にランキングはグッと下がってしまいました。
いつも応援くださっている皆さん、ごめんなさいね。

多くの皆さんに見ていただけるよう、気をつけたいと思います。
なるべくこまめに更新しますね。

でも、少し間があいてもどうかお立ち寄りくださいますよう。


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形あそび

060.gifま~るは ニコニコ 笑い顔・・・

さんかく 泣き虫 ぐずりんぼ・・・

            しかくは プンプン おこりんぼ・・・

〇 △ ☐_b0177103_20192583.jpg



こんな歌を歌いながらよく遊びます。

未就園児の場合は、教室になじむ中で
どの子にも「ニコニコしてかわいいね。」
などと必ず声かけをしています。

だから、形のをニコニコの顔になぞらえると
自らの顔を、満面の笑みにしてアピールしてくれます。

の顔は 「泣き虫で おかしいねえ。」ということになっています。
集団の中で、羞恥心も芽生えてきます。

癇癪を起して、お母さんに八つ当たりする場面もありますね。
そんなときは『はプンプンおこりんぼ…』
なんて歌が聞こえてきたら・・・、
子どもなりに歌の意味をがまんに変えたりもできるからすごいんです。

子どもの感情を無理に抑えつけて、ということではないですが、
欲求がいつも何でも叶うわけではありません。

「あんなことしたら、おかしいよね、おまちがいさんよね。」
といいことと悪いことの違いがわかる。

「この子のこういうところって、えらいね。うれしいね。」
と褒められればうれしいし、
褒められている子を見たらそうでない子も真似したくなる。

「いつまでもわがまま言っていると、みんなにきらわれる。恥ずかしい。」
と気付く。

人と関わることで気付く感情も育てたいのです。

泣いたり怒ったりしている子を見たときに
そうでない子は、しばしあっけにとられているものです。

さあ、当事者の親は、こんなときどうする?
当事者でない親子は?


どんぐりひろばでは、こんなとき
『迷惑だから、落ち着くまで退室を。』
などとは決して言いません。

幼児関係の教室ではそういうところも少なくないです。
でも、それでは、お母さんはやりきれない気持ちになります。

当事者でないお母さんだって、いつ自分の子がそうなるかと
内心穏やかではいられないはずです。

爆弾ゲームじゃあるまいし、ね。

また、それによって、子ども評価してしまう気持ちになったら、
なんのための教室か、わかりません。

子どもの感情が乱れている時こそとてもよい学びの瞬間でもあるのです。

当事者にとっても周りにとっても、そうです。

教室に在籍のお母さん方、
こういう場面で「すごくいい感じに成長できている」と
実感なさるでしょ?

上記の写真は、感情豊かな子ども達の大好きな歌を形にした作品です。

型紙を自分で切り(年長以上)、
折り紙に印をつけ(年中以上)、
形を切り取る(年少以上)。

形に顔を描くのはどの年の子もできますね。
ぐちゃぐちゃでもいいのです。

どんぐりひろばの遊びは、
「そのときだけよければいい」というのではなく、
発達の連続性を常に考えて、
一人ひとりの到達段階を教師が把握して
個別の課題を大切にしています。

そして、人と関わる中ではぐくまれる「心」を
とても大事に思います。

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by dongurihiroba | 2010-04-12 21:14