子どもの好きな玄関チャイム
2009年 08月 08日
は~い!
ポチッとしてからお入りくださいね。 ↓ ↓ ↓
童謡 「おきゃくさまのうた」
おきゃくさまは エヘン、
ドアの 前で エヘン、
それから すまして ベルをおす。
私が子どもの頃には
NHK「おかあさんといっしょ」でもよく流れていた歌です。
今は幼稚園教諭でも若い方は知らないかも・・・。
よそのうちを訪ねた「お客さま」は居住まいを正して、
それから、そのお宅のベルを鳴らす。
本来よそのお宅を訪ねる時は、そういうものだったのでしょう。
今は、フォーマルもカジュアルも、あまりその差異のないことが多いです。
だからこそ、どんぐりひろばでは
「きちんと」あいさつをおかあさん方にお願いしています。
みなさんのお子さんも「ピンポーン!」とチャイムを鳴らすのが
好きではありませんか?
どんぐりひろばにやってくるかわいい子どもたちもみんなそうです。
特に自分の用でやってくる教室ですから、はりきって押してくれちゃいます。
でも、私が出ると、チャイムの前にいたためしがありませんでした。
それどころか、いつのまにか、私の足元にかくれていたりする・・・。
とてもおちゃめでかわいいのです。
でも!でもです。
それでは、いけないと思いました。
「ピンポンしてきちんと応答しないのはピンポンダッシュと同じだよ。
次回からはピンポンしなくていいから、玄関でドアを開けながら、
おかあさんときちんとごあいさつをしてくださいね。」
と全てのおかあさんに約束事としてお伝えしました。
だから、だまって開けて入ろうとする子、
おかあさんより先に飛び込んで来る子、
おしゃべりしながら入ってくる子、
くつをそろえないで上がってくる子、
全部NG!!!です。
みなさん、ピンポンはなくなりましたよ。
「こんにちは!」の声がすると、
私も一人ずつ玄関でお迎えしてごあいさつ、
そして教室へあがっていただきます。
「きちんと」率はあがってきました。
「全員が花丸合格」まではあと少しかかりそうです。
大人ですら、「きちんと」とはなんぞやのこの頃。
おかあさん方は、みなさん賢い方ですから、いずれ、おわかりいただけるとは思います。
なんかこの教室、堅苦しそう~~~と思うでしょうか?
でも、「きちんと」の場面なんて、今や日常にほとんどないからこそ、
ここでだけでも意識してみる価値はあると思いますよ。
どんぐりひろばではあえて受験指導はしません。
でも、身についたものが合格に導くことについては
それでいいんじゃないかと思うんです。
本来、マナーは受験のためにあるわけではありませんから、
本当にふだんのたたずまいが大事なんですよね。